はい、malletKATにおいて設定可能です。vibeKATでは設定できません。
- 高音域と低音域で音色を2つに分ける場合:スプリットモードを使用します。
- 高音域と低音域で音色を分け、さらに鍵盤によっては3つ目の音色を使用する場合:スプリットモードとリアサインメントモードの組み合わせを使用します。
- ドラムセットやパーカッションのマッピングを変更する場合:リアサインメントモードを利用します。
※ スプリットモードでは、音色の切り替わりのポイントはオクターヴごとである必要はなく、それぞれの音域を重ねる、あるいは間に音の鳴らない音域を設けることも可能です。
※ 1つのキットで4つ以上の音色(バンク番号とプログラムチェンジの組み合わせ)を使用することはできません。ただし、ドラムセットやパーカッションの音色のようにピッチ(ノートナンバー)毎に音色がマッピングされている場合はその限りではありません。
※ 具体的に「何の音色と何の音色を、どのような鍵盤配置で演奏したい」というご希望がありましたらお問い合わせください。そちらの設定が可能かどうか、またその方法をご案内させていただきます。
(解説)
MIDIにおいては、基本的に各音色はバンク番号(MSBとLSB)とプログラムチェンジの組み合わせによって指定されます。
malletKATのにおいてはコントローラ1とコントローラ2という2つの枠にそれぞれ別のバンク番号(MSBとLSB)とプログラムチェンジを指定することができます。スプリットモードでは、コントローラ1を高音域側、コントローラ2を低音域側に指定することで音域によって音色を変えています。
リアサインメントモードは3つ目のコントローラであるリアサインメントレイヤーを使用する設定で、コントローラ1、コントローラ2とはさらに別のバンク番号(MSBとLSB)とプログラムチェンジを指定することができます。リアサインメントレイヤーはコントローラ1、コントローラ2とは異なり音盤毎にノートナンバー(音の高さ)の指定が可能です。
バンク番号(MSBとLSB)とプログラムチェンジの組み合わせの中には、1.予め複数の音色が重なっている、あるいは音域ごとに分けられている場合や、2.それぞれのノートナンバー(音の高さ)を音色と結び付けてマッピング(配置)されている場合があります。そのような場合には1つのコントローラで複数の音色を鳴らすことができるため、同時に鳴らすことのできる音色の総数は3よりも大きくなります。
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