malletKAT内部のケーブルは緩みづらく設計され、シリコンやテープで頑丈に固定されていますが、malletKATが打楽器である以上、振動によるケーブルの緩みは避けられません。少なくとも1年に1度程度、特に本番前などの点検をおすすめしております。この時の手順は以下の通りです。
- 電源ケーブル等のケーブルをすべて外します。
- 裏面のネジを十字ドライバーを使ってすべて取り外し、安全な場所に保管します。
- 裏面を取り外し、内部の基盤を確認します。以下の写真の1から7の部分に今回確認するケーブルが接続されます。
- それぞれのピンに汚れがないことを確認します。
- それぞれのケーブルが奥まで刺さっていることを確認します。
- 次の写真の状態ではいくつかのパッドの動作に問題が発生します。(緩み・接続ミス)
- ケーブルが下の写真のような形状の場合も同様に汚れがないか、奥まで刺さっているか確認します。
- 次の写真の状態ではいくつかのパッドの動作に問題が発生します。(緩み)
- 次に、上から2、3オクターヴ目のケーブルに関してもう一端を汚れがないか、奥まで刺さっているか確認します。これらはそれぞれのオクターヴに2本ずつ、消音用フォームの下にテープで固定されています。
- 次の写真の状態ではいくつかのパッドの動作に問題が発生します。(緩み)
- 電源ケーブルを接続して正しく動作することを確認します。
- 裏面のネジを十字ドライバーを使ってすべて取り付けます。「Short Screws Only」と記載のある画面付近の2本のみ、短いネジを用います。
※ 特定の鍵盤に異常がある場合は、どのケーブルがどの鍵盤に対応しているのか、下の写真でご確認ください。
- 1と2と6:1番上のオクターヴ
- 3と4:上から2番目のオクターヴ
- 5と7:上から3番目のオクターヴ
- Grand(4オクターヴモデル)のmalletKATの場合、本体の低音側に4番目のオクターヴの基盤があります。
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