malletKATの鍵盤はできる限り長くご演奏いただけるよう設計・製作されており、通常数十年以上故障なく動作しますが、取り扱いによってはズレや欠けが発生する場合があります。こういった場合、その鍵盤の反応性が低下してしまいます。
基本的には弊社担当者による点検・修理を行っておりますが、修理にかかる費用や時間のご都合からご自身の手でパッドの貼り換えを行っていただくことも可能です。以下は、その手順です。
- 問題の発生しているパッドをゆっくりはがします。この時、できる限り接着剤が残らないようにしてください。下の写真は接着剤の残ってしまった例です。
- センサー(パッドの下にある黒い印刷の部分)に残った接着剤や汚れを除きます。この時、接着力の強いテープを使うと汚れを落としやすくなります。ノリはがし、テープはがし、除光液等は使用しないでください。
- malletKATの電源をONにして、センサー部分を叩き、しっかり反応があることを確認します。ここで反応がない場合にはパッドではなくセンサーに問題がありますので、お手数ですが弊社までご連絡ください。
- 新しく貼り替えるパッドの上下を確認します。パッドの一端は他方よりも曲線的になっており、こちらが奏者から見て奥側になります。
- 新しいパッドの裏側の紙をはがし、本体に貼ります。この時、気泡の入らないようにします。
※ 黒鍵同士の間に貼る灰色のクラムバスターも同様の手順で交換します。
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